PRIUS PHV 3年目のデータ
2015.05

PRIUS PHV 3年目を迎え最初の車検を早期入庫で完了。後は4月末でランニングコストの集計です。
購入1年目はエンジンの慣らし運転重視の専らHV走行を...
2年目からはEV.HV走行を心がけるもEV充電は自宅での充電のみ、
3年目は少し遠出をした時に充電ステーションが有れば時間の許す限り、外部充電もするように心がけてはいますがまだ利用したのは数えるほどです。
然しながら豊田市近郊は至る所に無料充電設備が普及しています、また豊田市の郊外も道の駅や公共施設でも充電設備が整い気兼ねなく利用はできます。

その殆どが無料で利用が出来ます。

さて、本題からは少し外れますが耳寄りな情報を一つ、高速道路利用実態調査について


5月から経済産業省がEVやPHVまたはPHEV等の高速道路利用実態調査を実施するとの事で既に申し込み受け付けが始まっています、
調査期間は2015年5月から8月の間(注ー1)、9月から12月の間(注ー2)、年が明けて1月から2月の間(注ー3)。3回に分けて実施されるようです。
そして、対象車が4万台(受付先着順)、対象道路がNEXCO東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路の利用に限定、
都市高速道路の通行は補助対象外となります。

いわゆる電気自動車がどれ程高速道路を利用しているか?、
そして電気自動車が高速道路上の充電設備をどれだけ利用しているかの調査かと思います。
そこで、この調査に協力してくれる該当車両使用者にその高速道路料金を一部補助しましょうと云う事です、ただ条件がいろいろと有りそうです...ネ。

但し、補助金が月額2万円を限度に...調査期間全体で上限度が6万円までと成っています。
これによって電気自動車の高速道路利用を敬遠していた長距離利用を短期間ではあるがどれ程取り込む事が出来るかが狙いの様です。

利用に関する注意点 (一料金区間で)
(注ー1)  の期間内(5月〜8月) 料金が1000円を超える超過分全額を支給(月内2万円を限度)
(注ー2)  の期間内(9月〜12月) 1000円を超え、2000円未満は超過分、
2000円を超えた超過分は半額分を支給(月内2万円を限度)
(注ー3)  の期間内(1月〜2月) 調査協力金の支給はない

月別に2万円が限度で、同じ月内の2万円以上の超過分は補助がなくなる、
ETC決済車に限るし、利用時はその場で料金には反映されずその時の利用料金は一旦そのまま支払う事となる、が
調査期間終了後、3月に集計されて調査協力金として支給される...上限6万円迄が協力金として支給されるようです。
以前、1000円で高速道路乗り放題が有りましたが今回は、利用月内の限度額が2万円まで...更にEV.PHV.PHEV車が限定となります。
先着申し込み順と云う事で批判を醸し出しそうだが残念ながら受付されなかった該当車や、HV車、FCV車そして普通の車は対象外となる事でしょうか...!!?。

調査期間全体で6万円が限度ですが政府の予算が尽きると調査期間が短縮されることも有りとの事です。

以上が高速道路利用実態調査の概要です。
申し込むかどうかは彼方次第...ただ諸々の提出書類も有りますが...
協力金の欲しい方はその労もいとわないと思いますが...いかがでしょう!!




PRIUS PHV の3年目のデータ


いよいよ3年目のデータの集計です

初年度 2012-05-01〜2013-04-30
走行距離   9,732Km 給油量   309.97L G.S金額  44,971円 G.S,充電  合計
53,596円
HV。EV走行比率
HV(72%)  6975Km
G.S削減量  109.3L
1Km走行単価   5.51円 充電量   345Kw/H 充電金額  8,625円 総合燃費  31.39Km/L EV(28%)     2756Km CO2低減量  270Kg


2年目 2013-05-01〜2014-04-30
走行距離   8,553Km 給油量   228.94L G.S金額  34,315円 G.S,充電  合計
43,895円
HV。EV走行比率
HV(62%)  5336Km
G.S削減量  112.3L

1Km走行単価   5.13円
充電量   355Kw/H 充電金額  9,580円 総合燃費  37.37Km/L EV(38%)    3216Km CO2低減量  320Kg



3年目の結果
3年目 2014年05月01日から〜2015年04月30日まで
走行距離   8,374Km 給油量   188.89L G.S金額  27,468円 G.S,充電  合計
39,033円
HV。EV走行比率
HV(51.3%)  4,299Km
G.S削減量  123.5L
1Km走行単価   4.66円 充電量   405Kw/H 充電金額  11,565円 総合燃費  44.33Km/L EV(48.7%)   4,077Km CO2低減量  240Kg


ガソリン価格の乱高下が有るものの年間給油量が初年度に比べて 『120リットル』 昨年に比べ 『40リットル』 も少なく成っています。
年間走行距離が8000から9000Kmで推移している中でデータです。
アルファードは7年間乗っていたが年間ガソリン消費は1000リットル以上を消費していた、
1Km当たりの走行単価も17円〜23円...今は5円前後です、ガソリンにすれば300リットル以下。

PRIUS PHV は初期投資は高いと思っていましたが其れでもアルファードよりは控え目、
家計に優しい車で有る事に改めて脱帽です。


また、EV.HVの総合燃費は 『年間平均44.33Km/L』 『3年間の平均でも37.21Km/L』

年間の EV.HV の走行比率もほぼ互角近くまで近ずきましたがまだ全体の比率は 4:6 ぐらい。
ガソリン金額と充電金額を合わせたランニングコストもビックリの金額を達成...アルファードに比べ3分の1。
PRIUS PHV の 3年間のランニングコストをアルファードは1年間で消費していた事に成る。

この先、長距離走行がなくなり買い物等の街乗りだけに成ってしまえば益々コストは下がるでしょう。



3年間の走行比率と総充電量および総給油量(ガソリン消費量)及びEV走行により削減されたガソリン量
(ガソリン消費量に関しては、実給油量との多少の誤差が有ります)




全走行キロ数(オドメーター)





プラグイン効果によるCO2低減量




PRIUS PHV は始め購入予定では無かった、当初アクアHVを注文し納車が随分と待たされた。
そこで止む無くPRIUSに注文を変更したがハイブリットなら誰もが乗っているし、此処は発表されて間もない PRIUS PHV に替えると云う賭けに出た。
当時は国からの補助金や市からの補助金、そして県からの自動車税、取得税の免除や補助 等々合わせて90万円近い補助をバックアップに
車両変更をして僅かひと月足らずで納車してくれました、乗って見て初めて分かる 『運転するのが楽しくなる』 車だと実感したものです。

ただ、欲を言えばEV走行可能距離が少ない事でしょうか...これも今年末にはEV走行距離を大幅にUPした次期 PRIUS PHV が発表されるようです。
益々頼もしい車に変貌していくことでしょう。